2023年の1月から、暗号資産の積立投資を始めました。
暗号資産の積立投資を始めた理由
暗号資産の積立投資とは
暗号資産の積立投資とは、毎月一定のタイミングで同じ暗号資産を購入していく投資方法です。
- 「毎月1日に1,000円分のビットコインを購入していく」
- 「毎日500円ずつイーサリアムを購入していく」
というようなルールに従って、少しずつ暗号資産を購入していきます。
(始めた理由1) 株式に比べて値動きが大きい
私は暗号資産の他にも、株式や投資信託へも投資していますが、株式や投資信託に比べて暗号資産の大きな値動きは魅力的です。
例えば投資信託の場合、国内で利回りが優秀だと言われる銘柄でも、年間の利回りは5%ほどです。
年間の利回りが5%だとすると、100万円分を10年間保有していると160万円程になります。
銀行にお金を預けているだけに比べると、10年間で160万円に増えるだけでもかなり魅力的に見えます。
ですが、ビットコインの場合、過去10年間(2013年1月〜2022年12月)で100倍以上になっています。
イーサリアムの場合も、過去7年間(2016年1月〜2022年12月)で1,000倍以上に増えています。
先ほどの投資信託の5%の利回りと比較すると、暗号資産の値動きがいかに大きいかがわかります。
このような大きな値動きは暗号資産以外の投資では目にすることができません。
この大きな値動きが、暗号資産に投資をするにあたり、最も魅力的な部分になります。
(始めた理由2) 暗号資産バブルを実際に見た
テレビやネットで「暗号資産(仮想通貨)バブル」といったニュースを目にすることがありますが、暗号資産バブルは実際にあります。
私は税理士事務所で働いているのですが、暗号資産の税金の相談を受けることがあります。
「数年前に知人に勧められて100万円分暗号資産を買いました。今では1億円以上になっています。」
暗号資産の税金の相談に来る方の中には、上記のような相談をされる方が何人もいるのが現実です。
実際に暗号資産バブルで儲かっている方を目の当たりにして、自分もその暗号資産バブルの波に乗ることにしました。
暗号資産の積立投資の始め方
まずは口座開設
暗号資産の積立投資を始めるには、取引所の口座が必要です。
私は以前から持っていたSBI VC Tradeの口座で積立投資を始めることにしました。
他にも、暗号資産の積立投資ができる取引所は数多くあります。主な取引所の特徴などは下記の通りです。
取引所 | 対象銘柄 | 積立可能金額 | 積立頻度 |
---|---|---|---|
SBI VC Trade | 14種類 | 500円〜 | 毎日、毎週、毎月 |
Coincheck | 17種類 | 300円〜 | 毎日、毎月 |
bitFlyer | 19種類 | 1円〜 | 毎日、毎週、毎月 |
GMOコイン | 20種類 | 500円〜 | 毎日、毎月 |
購入資金を入金する
口座の準備ができたら、購入資金を入金します。
暗号資産はリスクが大きい投資ですので、入金する資金は余剰資金であることが絶対条件です。
生活防衛資金は確保した上で、余っているお金を暗号資産投資に回しましょう。
私は一旦10万円を入金しました。
積立の設定する
購入資金の準備ができたら、あとは積立の設定を行うだけです。
積立の設定といっても難しいことは何もなく、①どれくらいの積立頻度で(積立頻度)、②どの暗号資産を(銘柄)、③いくらずつ積み立てていくか(金額)、の3つを決めるだけです。
①銘柄
積立投資を行う銘柄は、ビットコインとイーサリアムの2種類にしました。
どちらも時価総額が大きいので、長期で保有する積立投資には合っているのではないかと思います。
②積立頻度
SBI VC Tradeの場合は、積立頻度は「毎日」「毎週」「毎月」の中から選ぶことができましたが、私は「毎月」を選びました。
長期での積立投資が目的なので、「毎日」でも「毎月」でも最終的な損益にはあまり影響はないかと考えています。
SBI VC Tradeでは毎月28日が自動購入日らしく、2023年1月の自動購入日が過ぎてしまっていたので(設定をしたのが1月31日)、最初の1回目だけは手動で購入することとなりました。
③金額
積立金額は下記の通りにしました。
- ビットコイン10,000円
- イーサリアム10,000円
生活防衛資金はすでに貯めてあるので、給与収入から毎月無理なく出せそうな金額にしました。
本当は毎月もう少し積立投資に回せるお金があるのですが、暗号資産の暴落が来た時には一括で大きく購入したいと考えていますので、暴落時の購入資金も貯めるために毎月の積立金額は少し抑え目にしてあります。
暗号資産の積立投資は簡単
暗号資産の積立投資を始めるために必要なことは、口座開設、②入金、③積立設定の3つだけです。
もともと取引所の口座を持っていたこともありますが、30分くらいで全ての設定を終わらせることができました。
想像していたよりかなり簡単です。
ただし、どの銘柄を選ぶかや積立金額や、どの銘柄を積み立てていくかの選択は、なやみどころかもしれません。
積立設定の注意点
暗号資産の積立投資を始める時に注意すべき点をまとめました。
余剰資金で行う
上にも書きましたが、暗号資産への投資は絶対に余剰資金で行いましょう。
暗号資産への投資は大きな利益を得られる可能性がありますが、損失が発生してしまう可能性も当然ながらあります。
2018年には、ビットコインは198万円から38万円まで下落しました。
このような損失の可能性に備え、下記のような点に注意して積立設定を行いましょう。
- 生活防衛資金は確保できているか
- 毎月の収入から積立金額を支払うことができるか
積立頻度は細かくしすぎない
SBI VC Tradeでは、積立頻度を「毎日」「毎週」「毎月」の中から選ぶことができましたが、個人的には「毎月積立」をお勧めします。
理由は「利益計算が面倒になる」からです。
暗号資産の取引で利益がでた場合、確定申告が必要になります。
暗号資産の利益計算は、購入時と売却時の金額と数量を基に計算するのですが、購入回数が多いとその利益計算がかなり難しくなる場合があります。
例えば「毎日」積立だと、1銘柄だけで年間365回取引を行うことになります。
これが、「毎月」積立の場合は、年間12回の取引で済みます。
「毎日」積立だと1銘柄だけで年間365回の取引になるので、「毎日」積立で4銘柄の積立を設定するだけで、年間の取引回数は1,000回を超えます。
暗号資産の利益計算を税理士に依頼する場合、年間の取引回数に応じて作業料金が上がっていくのが一般的です。
このような意味でも、暗号資産の取引回数は増やさず、「毎月」積立で設定するのがおすすめです。
暗号資産の積立投資でどれくらい増えるのか
暗号資産の積立投資で最も気になるのが、どれくらい儲かるのかです。
この点については、実績とバックテストを今後行いたいと思います。
最後に
暗号資産の積立投資を毎月2万円で始めました。
1年以上は継続する予定ですので、どれくらい増えたのかなど実績をこのブログで報告していきたいと思います。
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