株主優待で暗号資産が貰える銘柄を紹介!

暗号資産

自社商品や食品などが貰える「株主優待」はとても魅力的な制度ですが、株主優待で暗号資産が貰えるのはご存知でしょうか。

株主優待で暗号資産が貰える銘柄や、株主優待で暗号資産を貰う際の注意点などを紹介します。

株主優待で暗号資産が貰える?

株主優待ってどんな制度?

株主優待とは、会社が株主(会社の株式を保有している人)に対して、自社商品や食品などを贈る制度です。

  • 自社の商品やサービスを知ってもらう
  • 投資家を確保するため

上記のような理由から、多くの会社が株主優待を実施しています。

すべての会社が株主優待を行なっている訳ではありませんが、2023年1月現在、約1,465社が株主優待を実施しています。

株主優待の内容は会社ごとに異なりますが、株主優待で貰えるものには下記のようなものがあります。

  • 自社製品、自社割引券
  • 食品
  • カタログギフト
  • 金券、クオカード

暗号資産(XRP)が貰える株主優待

SBIホールディングスとモーニングスターでは、株主優待で暗号資産(XRP)を貰うことができます。

SBIホールディングスは、SBIグループの統括・運営を行う会社です。

SBIグループは、証券、銀行、暗号資産、ヘルスケアなど、いろいろな事業を行っています。

モーニングスターは、金融や経済の情報提供を行う会社で、SBIホールディングスの子会社です。

株主優待の内容は下記の通りです。

会社名貰える暗号資産時期条件など
SBIホールディングス2,000円相当のXRP※3月SBIVCトレードの口座が必要
モーニングスター2,500円相当のXRP3月、9月SBIVCトレードの口座が必要

(※1,000株以上かつ1年以上保有の場合は8,000円相当のXRP)

株主優待で暗号資産を貰う方法

証券口座とSBI VC トレードの口座が必要

SBIホールディングスとモーニングスターの株主優待で暗号資産(XRP)を貰うためには、株式を購入・保有するための証券口座と、XRPを受け取るためのSBI VC トレードの口座が必要です。

証券口座は国内のものであればどこでも構いませんが、暗号資産を受け取るための口座は「SBI VC トレード」の口座である必要があります。

権利確定日に株式を保有することが条件

株主優待は、「権利確定日」に株式を保有していた株主が受け取ることができます。

SBIホールディングスとモーニングスターの権利確定日はそれぞれ下記の通りです。

  • SBIホールディングス ・・・ 3月31日
  • モーニングスター ・・・ 3月31日、9月30日

上記の権利確定日にそれぞれの株式を保有していれば、株主優待として暗号資産(XRP)を貰うことができます。

実際に株主優待でXRPを貰ってみた

2022年3月の権利確定日分から、SBIホールディングスとモーニングスターの両方から株主優待で暗号資産(XRP)を貰っています。

権利確定日にそれぞれの株式を保有していると、6月くらいに郵送で「株主優待のご案内」という封筒が自宅に届きます。

「株主優待のご案内」にXRPを受け取るためのコードが同封されているので、そのコードを株主優待の申込のサイトに入力します。

これまでに株主優待で貰ったXRPは下記の通りです。

  • 23XRP (モーニングスター、2022年3月分)
  • 40XRP (SBIホールディングス、2022年3月分)
  • 34XRP (モーニングスター、2022年9月月分)

株主優待で暗号資産を貰う際の注意点

株式の保有にはリスクがある

当然ながら、株主優待を貰うためには株式を購入する必要があります。

2023年1月現在、SBIホールディングスとモーニングスターの株式を購入するためには下記の金額が必要になります。

SBIホールディングスの株式を購入するためには300,000円ほどが必要になりますので、暗号資産(XRP)の株主優待の目的であればモーニングスターのほうが効率がいいです。

  • SBIホールディングス ・・・ 約280,000円
  • モーニングスター ・・・ 約47,000円

また、株式は価格が変動するので、元本割れを起こすリスクがあります。

株主優待の申込期限を忘れない

SBIホールディングスとモーニングスターの株主優待には、申込期限があります。

この申込期限を過ぎてしまうと、コードを持っていても暗号資産(XRP)は貰えなくなってしまうので、申込期限までにしっかり申し込みをするようにしましょう。

株主優待で貰った暗号資産に税金はかかる?

所得税法では、株主優待で受け取った利益は雑所得に該当します。

これは暗号資産の株主優待に限ったことではなく、株主優待で受取るものは全て雑所得に該当することになります。

サラリーマンで会社の年末調整を受けている方でも、給与以外の所得(雑所得など)が年間20万円を超える場合は確定申告が必要となることがありますので、該当する場合は税理士へ確認が必要です。

最後に

株主優待で暗号資産が貰える会社は、今のところかなり珍しいです。

株主優待はお得で楽しい制度ですので、将来的にもっと多くの会社が株主優待に暗号資産を採用してくれると嬉しいです。

今後、株主優待に暗号資産を採用する企業が出てきたら、その会社の株式は積極的に購入したいです。

ただ、株主優待の受取りに専用口座が必要になるのはやめてほしいですね。

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